すぐ齧れすべて舐め尽くせ
でした。
彼が答えたのとは、長さと、カとレだけの文字だけ、合っていました。
でもどことなく雰囲気似てるので、サービス点で25点くらいあげます。
体の中の空間とそれ以外の空間とイマジネーションによる空間を繋げる夢日記 『杉原悠人個展:Sheep May Safely Graze - 羊は安らかに草を食み』に関連するブログです。(http://www.hisatosugihara.com/)
すぐ齧れすべて舐め尽くせ
でした。
彼が答えたのとは、長さと、カとレだけの文字だけ、合っていました。
でもどことなく雰囲気似てるので、サービス点で25点くらいあげます。
それがきっかけで、私が小説を書こうとしていたのを、彼は思い出したのです。
彼はこち亀しか読まない人なので、そんなことは興味ないだろうと思い、言ってなかったんやけど、友達がふとした時に、悪意なくですが、書こうとしていることとタイトルを彼にばらしてしまったのが一年前くらい。
「題何やったっけ?確か長かったよね〜?3行くらいの」
彼は思い出そうとします。
「もういいって〜」
それはタイトルだけで、全然進まなかったのでした。
「何やったかな?
アイ、シカバネ、ワレコエル
やったっけ?」
文字だけなら、カしか合ってない。
けれど、北斗の拳みたいでかっこいいタイトルやな。
愛、屍、我越える。
天井の板の模様が猿の顔に見える。
猿の瞳から出てくる雨を体に受けとめて、私たちは見つめあったまま。
孤独が寄り添ってるのを感じる時もあれば、なんだか期待が沸き上がって仕方ない時もある。
今日は、しんとしていた。
雨が止んだ夜明け、目が覚めた私の体の前面は、水が自由に飛び跳ねちった形状で乾こうとしてるぬかるみである。
戦争で志半ばで倒れていく友がたくさんいる中で、ある日、基地から出たら、雪の下にみかんの皮があった。
そのぼんやりした黄色を見た時、猛烈に生きて帰り絵を描きたい、これを描きたいと思った。
そんなような内容やったはず。
おぼろげなものが、生きることを突き動かすこともある。
だからといって、私が2回もコンタクトなくした言い訳にはならないか。
2月3日から1週間後、再びコンタクトをなくした。同じ右目。
ジャンピン!
とケースから元気よく飛んでいきました。
朝方。
コンタクトが細長い縦のラックにCDみたいに何百枚も玉野廉みたいな感じで連なってかかっていた。
やはり日の光を浴びてキラキラしていた。
またコンタクトの夢か
と夢の中の私は思った。
しかしそれは明確ではなく、幾層かの雪の下にあるぼんやりしたみかんの皮の黄色のように輪郭がなく、存在の実感ないのに確かにそこにあるというような思いだった。
またコンタクトの夢だった。
目が覚めて思考は輪郭をはっきりあらわにした。
立ち上がり、寝ぼけながら、コンタクトをつけようとしたら右目の方を流してしまった!
私は夢が現実にあふれ出たように思った。
コンタクトの夢の余韻が消えなかったので、会社の子にその話をした。
「知ってますか?
コンタクトの夢って、周りをもっと見なさいって意味らしいですよ。
探す夢は自分の方向性がわからない時見るんですって」
いたずらっぽい笑みを浮かべて、机の上で両頬杖をつき、長い髪が肩へ流れた上目遣いの会社の子は、とても可愛かった。
反省しました。
その話を豆ちゃんにしたら、夢日記をかいたらー?になったのです。
ことの始まり。
ベッドにハードコンタクトがたくさん落ちていた。
白いシーツにたくさんの薄い青色の小さな円の縁が日の光を反射して光っていた。
私はそれを眺めながら、
どれが自分の右目でどれが自分の左目なんだろう。
何かを探すときのぐるぐるした心境ではなく、明らかに知った土地なのに、懐かしい匂いなのに、ここがどこかわからない。というのと似ていた。
心地よい既視感に揺れるまま目が覚めた。
ーーーがまったく思い出せない!
背景は濃い焦げ茶色で、ヒサトくんのトップスは綺麗なターコイズ。
コーヒーはミストがふんわりのっていて、ナツメグが散らされていた。
ナツメグの香をよけながら、コーヒーの豆の香のみをかごうとマグカップの縁に鼻を近付けた。
段々声が大きくなり、しまいには、さしている腕を上下させ振り回しながらわめきだした。
何をゆっているかわからなかったが、男性が私だということを、私は知っていた。
男性も私が自分であるということを知っていた。
体の中にある管が成長し伸びていき、勝手に肥大化した。
踏んでもちぎれそうにない管で、私と彼はつながっている。
けれど今は、3メートルと離れて、指をさされなきゃいけない。
男性の視神経を通した私は、無表情だが口を少し尖らせていた。
部屋には古い本が床に山積みされている。
私が通っていた小学校の図書室みたいな空気感。
図書室は伊八さんが寄付して建ててくださったので、イハチ館と呼ばれていた。
年季入った窓ガラスを通す日差しは細かく屈折し柔らかくなり、日にさらされ徐々に焼けた紙と変色した絨毯の香が、微かだけど部屋の全て片隅忘れることなく充満している。
メンバーは大人になってからの旧知の仲、男女合わせて私以外に4人程。
席では知ってるようふるまっていたが、起きて思い出すと、全員顔に見覚えなかった。
さて、始めましょう!
ピアノ!
ラララララララララララ、ラ、ラ、ラ! ぴぱぴぺぱぴ、パッぱパー
その音楽なると同時に目覚め、今2月6日12時22分、この時間も頭に流れ続けてるから歌えるよ。
旋律は今日の夜にはきっと忘れてしまう。伝える手段なく。
私は楽譜書けない。
とても綺麗な音だったのです。
私が目を覚ました瞬間、そのコンマしかこちらに存在してない音楽。
私とイハチ館喫茶室メンバーしか聴いてない音楽。
イントロしか聴いてない!
続きはー?
夢
ジャーン!
こんな夢をみた。
どうやら2話目の終わりで寝てしまったらしい。
お雛様たちが踊るとこ。
一回だけ、目をあけたら、何話目か、吹雪のなか人が何人か立っていた。
漱石の夢は笑えて可愛らしくて大好きやけど、明の夢はダイナミックや。。。
家族全員この時間は寝てるでしょう。
光TVに入っているので、1人でトリュフォーとか寝付きよさそうな映画見てから寝ようと思ったんやけど、、、
なんと!父親が起きていた!!
こたつに入って光TVで映画見とる。
父「寝ずに待っとったよ♪」
この言葉は娘の帰宅を心配しているのではありません。肩揉みを寝ずに待っていたのです。
父への肩揉みは注文が多い上、ゴリゴリに固くかなり体力がいり疲れはてるので、深夜にはやりたくない親孝行。
私は即座に隣部屋に逃げた。
ここで父親のいびきが聞こえるまで待機している只今1時35分。
父親が見てる映画はクライマックスかクラシック音楽が扉ごしに聞こえる。
聴いたことがあるけど何てタイトルやろ。
クラシックっていつもタイトル覚えられない。
父親が部屋から出てきた!何をみてたか聞いてみたら、
「よくわからんモニカベルチの映画」
父はモニカ・ベルッチ好きです。でも一番はナターシャ・キンスキーやったかな。
ようやく父親が寝るらしい。今から私の一人映画タイム。1時43分。
寝るのは4時くらいになるであろう。
就寝場所は多分こたつと思われる。
父が自分のパジャマを私に貸してくれた。
細切れの夢をたくさん見た。
五分ごとにアラーム止める為に目を覚まし、今の夢書かなきゃと懸命な私から、すりぬける事に成功したたくさんの夢たち。
どんがめで私に捕まえられた夢2つ。
彼が不特定多数の前で腹筋割れたから見てほしいとティーシャツをめくりあげる。
私は焦って、ティーシャツを下にさげようとした。
「まだ完成してないから見ちゃダメ!」
もうひとつは画像。
にょろにょろに訴えられそう。
手だけ広がる。
彼に夕飯は何食べたいと聞かれてあれもこれも食べたいと答えたら、強欲どんがめとゆわれた。悲しい。
でも寒い部屋では亀にしかなれない。
亀はつけたてファンヒーターの前で幸せを感じます。