体の中の空間とそれ以外の空間とイマジネーションによる空間を繋げる夢日記 『杉原悠人個展:Sheep May Safely Graze - 羊は安らかに草を食み』に関連するブログです。(http://www.hisatosugihara.com/)
段々声が大きくなり、しまいには、さしている腕を上下させ振り回しながらわめきだした。
何をゆっているかわからなかったが、男性が私だということを、私は知っていた。
男性も私が自分であるということを知っていた。
体の中にある管が成長し伸びていき、勝手に肥大化した。踏んでもちぎれそうにない管で、私と彼はつながっている。
けれど今は、3メートルと離れて、指をさされなきゃいけない。
男性の視神経を通した私は、無表情だが口を少し尖らせていた。